
- 乃里子
- 「は~い、じゃあホームルーム始めるよ~。みんな席について~」
- 真矢
- 「わかりました『のりこ先生』♪」
- 乃里子
- 「あ、朝日君、先生のことは『魚住先生』って呼んでほしいんだけど……」
- 真矢
- 「はいっ、わかりました『のりこ先生』♪」
- 乃里子
- 「…………もう『のりこ先生』でいいです」
- 乃里子
- 「あーコホン! 早速ですが今日はクラスの委員長を決めたいと思います」
- クラスメイト一同
- 「オオ~~~~ッ」
- 乃里子
- 「ヤル気のある子はドンドン立候補してね♪ 入学したばかりだから、まだお互いのことはよくわからないかもしれないけど……推薦でもOKだよ」
- 巴
- 「はーい、先生! 私は朝日さんがいいと思いまーす♪」
- クラスメイト一同
- 「オオッ、さんせーい♪」
- 乃里子
- 「あらら、これはもう決まりって感じかしら♪ じゃあ、クラス委員長は朝日さんってことで……」
- 梨々花
- 「ちょっと待ったーーーーーーっ!」
- 乃里子
- 「ええっ、ちょっと待ったコール!?」
- 梨々花
- 「魚住先生! クラス委員長をその場のノリだけで決めないでください!」
- 乃里子
- 「ご、ごめんなさい。それじゃあ一応投票にしよっか? 結果は変わらないと思うけど……」
- 梨々花
- 「だ~か~ら~そうじゃありません! 私が言いたいのは、朝日さんがクラス委員長で本当にいいのかってことです!」
- 乃里子
- 「ちょ、ちょっと桐島さん、それってどういう意味? クラスメイトのことを悪く言うのは、先生感心しないけど……」
- 梨々花
- 「べっつに~、朝日さんのことを悪く言うつもりなんてありません。ただ問題なのは~……」
- 真矢
- 「グゥ~~~スヤスヤ♪」
- 梨々花
- 「そこで朝っぱらから熟睡してるアンタよ!」
- 真矢
- 「イタッ、だ、誰だ!? 人がせっかく気持ちよく寝てたのに! のりこ先生、このクラスには暴力がまん延してます!」
- 乃里子
- 「朝日君……まずは自分の行動を振り返ることから始めようね。それが大人になる第一歩だよ」
- 梨々花
- 「ほら、先生! コイツはこういうふざけたヤツなんです! 間違いなくこのクラスの問題児ですよ!」
- 真矢
- 「いや~そんなに誉めるなよ。照れるじゃないか♪」
- 梨々花
- 「誉めてないわよ! アンタ、バッカじゃないの! このエロエロ大王!!」
- 真矢
- 「エ、エロエロ大王っ!? ななな、なんだよその恥ずかしいあだ名は! どうせ付けるなら、もっとカッコイイあだ名にしてくれ」
- 梨々花
- 「ふんっだ! いっつも女の子のスカートめくってるアンタにはお似合いよ! このエロエロ大王! エロエロ大王! エロエロ大王~~~!」
- 真矢
- 「ムッカ~、ちょっと可愛いイチゴパンツはいてたからっていい気になるなよ!」
- 梨々花
- 「なっ! そそそ、それは全然関係ないでしょ! 大体、誰のせいであんな恥ずかしい目にあったと思ってんのよ!」
- 真矢
- 「や~い、イチゴパンツ♪ イチゴパンツ♪ イチゴパンツ~~~♪」
- 梨々花
- 「ア、アンタってヤツは~~~」
- 乃里子
- 「ストップストップストーーップ! みんなを置いてけぼりにして2人で勝手にケンカしないで! 今はホームルームの時間だよ」
- 梨々花
- 「もうっ、ほんっっっっっっとに頭にきたっ! 魚住先生っ!」
- 乃里子
- 「は、はいっ! な、なにかな、桐島さん?」
- 梨々花
- 「私、クラス委員長に立候補しますっ!」
- クラスメイト一同
- 「ええーーーーーーっ!?」
- 乃里子
- 「え~っと、先生あまりの急展開についていけないんだけど……な、何でそうなるのかしら~?」
- 梨々花
- 「これ以上あのエロエロ大王を野放しにはできません! 私が委員長になってみっちり調教してやります!」
- 真矢
- 「ちょ、調教!? お、お前、そんな趣味があったのか!?」
- 梨々花
- 「だから、ちっがーーーーーーう! もういい、アンタは口を開くな! ちょっと朝日さん!」
- 舞耶
- 「ふえっ、わ、私!?」
- 梨々花
- 「ええ、そうよ! こうなったら、クラス委員長の座を賭けて私と勝負しなさい!」
- 舞耶
- 「勝負?」
- 梨々花
- 「そうね~……期間は今日から一週間! エロエロ大王のイタズラを多く阻止した方が勝ちってのはどう?」
- 舞耶
- 「ど、どうって言われても、私はクラス委員長をやりたいなんて一言も……」
- 真矢
- 「わかった。その勝負受けて立つぜ!」
- 舞耶
- 「ちょ、ちょっと兄さん!?」
- 梨々花
- 「言っとくけど、双子だからってズルしたら許さないわよ! 正々堂々勝負しなさい!」
- 真矢
- 「ふん、言われるまでもない! オレが舞耶のためにイタズラをやめるとでも思ってるのか!? ちゃんちゃらおかしいぜ!」
- 潤
- 「ま、真矢くん……自慢するトコ間違ってるよ」
- 巴
- 「うふふ、さすがはお兄さん♪ 生まれながらのイタズラっ子だね」
- 梨々花
- 「ふんっだ! 絶対ぜぇ~ったいアンタたち双子をギャフンと言わせてみせるんだから!」
- 真矢&梨々花
- 「いざ、勝負っ!!」
- 舞耶
- 「ハア~……もう勝手にして」
- 乃里子
- 「グスッ、お願いだから先生の言うこともちょっとは聞いてよ~~~」
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