梨々花「みなさんこんにちは~♪ 鳥居坂中学校1年1組、みんなのアイドル桐島梨々花で~す♪」
舞耶&深紅「………………」
梨々花「リスナーのみなさんから寄せられた悩みをズバズバッと解決しちゃうこのコーナー!」
梨々花「第3回目の今日は、ゲストに朝日舞耶さんと胡桃沢深紅さんをお迎えしていまーす。ふたりともヨロシクね♪」
舞耶「う、うん、こちらこそ……」
深紅「よ、よろしくお願いしますぅ……」
梨々花「ではでは、早速お便りを紹介していきたいと思いまーす♪」
舞耶「あ、あの……桐島さん?」
梨々花「なになに、どうしたの朝日さん?」
舞耶「あ、朝日さん!? 桐島さんにそんな風に呼ばれたの初めてかも~」
梨々花「あっ、ゴメーン♪ 『舞耶ちゃん』って呼んだ方がよかったかな?」
舞耶「ま、ままま、舞耶ちゃん!?」
深紅「はうはうっ、あの桐島さんが満面の笑顔でニコニコ笑ってますぅ~~~」
舞耶「ねえねえ、胡桃沢さん。桐島さんってばどうしちゃったんだろ? これじゃあまるで別人だよ~」
深紅「な、何か悪いものでも食べたのかもしれませんね。満面の笑顔がとっても恐いですぅ~」
梨々花「いや、あのね……」
舞耶「ホ、ホントだよね。桐島さんに笑顔なんて似合わないんだから、いつも通りプンプン怒ってくれないと! こっちの調子が狂っちゃうよ」
深紅「そうですその通りです。自分のキャラぐらいしっかり守ってほしいです!」
梨々花「だから、ちょっと……」
舞耶「いい年してかわいこぶりっこしたって、似合わないのにねー♪」
深紅「そうですその通りです。身のほどをわきまえろってヤツです♪」
舞耶&深紅「あはははははっ!!」
梨々花「ふ、ふざけるなーーーーーーっ!!」
舞耶「きゃっ!」
深紅「はうはうっ!」
梨々花「ア、アンタたち~。人がおとなしくしてれば、好き勝手なこと言っちゃって~~~」
舞耶「あっ、いつもの桐島さんに戻ってる!?」
深紅「ホ、ホントです。怒った顔もやっぱり恐いですぅ~~~」
梨々花「だぁ~れの顔が恐いですってぇ~~~」
深紅「はうはうっ、ごめんなさいごめんなさい」
舞耶「まあまあ、そんなに怒ったらかわいそうだよ」
梨々花「委員長! アンタさっき、ドサクサにまぎれて人のこと『いい年して』とか言ってたでしょ! 一体どういう意味よ!」
舞耶「それは……先輩に対する礼儀、かな♪」
梨々花「だから先輩じゃないってば! 同い年でしょ!? クラスメイトでしょ!?」
深紅「その前に先輩だったとしても、礼儀にはなってない気もしますけど……」
梨々花「えっ、ちっちゃい声でなに? 聞こえないわよ、胡桃沢深紅!」
深紅「はうはうっ、先輩恐いですぅ~~~」
梨々花「ア、アンタ~……本気でぶっ飛ばすわよ!」
梨々花「まったくもうっ! これじゃあ、せっかくの『桐島梨々花☆アイドル化計画』が台無しじゃない!」
深紅「『桐島梨々花☆アイドル化計画』!?」
舞耶「それはまた無茶というか無謀というか……捨て身の計画だね」
梨々花「あーもうアイドルはヤメヤメッ! こんなメンドくさいことやってられないわ!」
深紅「じ、自分で勝手に始めたのに……ものすごくワガママですぅ~」
舞耶「桐島さんらしいと言えばらしいけどね。でも、どうしていきなりアイドルなんだろ?」
深紅「さ、さあ、わかりません。もしかして人気投票で1位でも狙ってるんでしょうか?」
舞耶「あっ、それあるかも!? 桐島さんって何でも1番じゃないと気が済まないタイプだからね~」
深紅「でもでもっ、桐島さんがアイドルになっても、気持ち悪くて逆効果の気もします」
舞耶「だよね~♪ アイドルなんて、似合うわけないのにねー♪」
深紅「そうですその通りです。無駄なあがきってヤツです♪」
舞耶&深紅「あはははははっ!!」
梨々花「だ~か~ら~~~」
梨々花「いいかげんにしろーーーーーーっ!!」
舞耶&深紅「きゃ~~~っ! 桐島さんが怒った~♪」
梨々花「ア、アンタたちね……」
舞耶「桐島さん。冗談はそれぐらいにして早くコーナーを進めないと。時間なくなっちゃうよ」
梨々花「アンタたちが脱線させてるんでしょう~が!」
舞耶「聞いた胡桃沢さん? 私たちのせいだって。アイドル化計画なんて寝ぼけたこと言い出した自分が悪いクセにね~」
深紅「そうですその通りです。八つ当たりはみっともないです~」
梨々花「あーもーはいはいはいはい、わかりましたわかりました! さっさと進めればいいんでしょ! 進めれば!」
梨々花「くぅ~見てなさいよ! いつかふたりともギャフンと言わせてやるんだから!」
舞耶「何か言った~? 桐島さん」
梨々花「はいっ、まずは最初のお便りっ!!」
梨々花「ペンネーム『お兄ちゃんちっちゃいクセに!』さん。中学1年生の女の子から」
梨々花「あー………………」
梨々花「どーでもいいけど……何がちっちゃいのかしら?」
舞耶「なにって……そんなのナニに決まってるよね。ねっ、胡桃沢さん♪」
深紅「ええっ!? なに? ナニ? 何? ナニって、ななな、何ですか? 桐島さん」
梨々花「わ、私に振らないでよ。そんなことはどうでもいいのっ! ほら、さっさと続き読むわよ」
舞耶「言い出しっぺは自分なのにねー♪」
深紅「ねー」
梨々花「ぐっ……いや、ここはガマンガマンっと」
梨々花「『桐島さん、こんにちは』」
梨々花「はいっ、こ・ん・に・ち・はっ!」
舞耶&深紅「………………」
梨々花「『桐島さん、私の悩みを聞いてください。と思ったんですけど……』」
梨々花「思ったんですけど???」
梨々花「『桐島さんに相談するのはやっぱりやめます。じゃ、そういうことで』って……」
梨々花「ふ、ふざけるなーーーっ! だったら最初からハガキなんか送ってこないでよっ!」
深紅「はうはうっ、なかなか手の込んだ嫌がらせですね~」
舞耶「そうかな? それほどでもないと思うけど♪」
梨々花「まったく冗談じゃないわ! はいっ、くだらないのは置いといて、さっさと次行くわよ、次っ!」
梨々花「えー続きましては、ペンネーム『メガネっ娘に愛の手を!』さん。この子も中学1年生の女の子ね」
梨々花「えーなになに……」
梨々花「………………………………」
舞耶「どうしたの、桐島さん? 固まっちゃって?」
梨々花「………………は、はく、はく、はく」
舞耶「はくはくはく?」
梨々花「白紙ってどういうことよーーーっ! 何でもいいからとりあえず何か書きなさいよっ!」
舞耶「うわー、それはまた強烈な嫌がらせだね~。最初のお便りとは比べ物にならないかも」
深紅「はうはうっ、それほどでもないですぅ~♪」
舞耶「え、え~っと……どうして胡桃沢さんが照れるのかな~?」
梨々花「あーもうっもうっもうっ! ちゃんとしたハガキはないの!? ちゃんとしたハガキは!?」
舞耶「あはは、ちっともお悩み相談にならないね」
深紅「そ、そうですね。やっぱりみなさん、相談相手は選びたいのかも……です」
梨々花「こ、こうなったら、私が書いたハガキしかないわ! 私のハガキ、私のハガキはどこ~……」
舞耶「桐島さん、これじゃないかな?」
梨々花「ああっ、委員長アリガト。じゃ、じゃあ、早速悩みから読むわよっ!」
梨々花「『こんにちはー! 桐島に質問でーす♪』」
梨々花「あ、あれ? 私、こんな軽いノリでハガキ書いたかしら? えっと、なになに?」
梨々花「『桐島の3サイズをぜひぜひ教えてください♪ お願いします』って……」
舞耶「あっ、ゴメーン。それ兄さんからのハガキだった♪」
梨々花「ふ、ふざけるなーーーっ! 誰が教えるもんですかっ!」
舞耶「他にもまだまだいっぱい質問があるみたいだよ?」
梨々花「な、なんですって。どれどれ~?」
梨々花「『今日のブラの色を教えて下さい♪』『今日のパンツの色を教えて下さい♪』『胸がぺったんこでも強く生きてください♪』って~~~」
梨々花「セクハラ質問ばっかじゃないっ! しかも最後のは何よ、最後のは! 余計なお世話よっ!」
舞耶「あっ、もう時間だね。帰ろっか、胡桃沢さん」
深紅「は、はいっ、そうですね」
梨々花「ええっ!? ちょちょちょ、ちょっと待ってよ! 私まだひとつも悩みを解決してないんだけど!?」
舞耶「みなさーん! 本日はありがとうございました~♪」
深紅「ありがとうございました~♪」
梨々花「こ、こらっ、勝手に終わらないでよ!」
舞耶「ではでは、また来週~~~♪」
深紅「さようならです~♪」
梨々花「ああんもうっ! こんなのイヤーーーーーーッ!!」

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